團伊玖磨 生誕100年記念 2024年9月29日(日) 八丈町多目的ホール「おじゃれ」
『筑後川 in 八丈島 2024』
参加者募集
團伊玖磨と八丈島
團伊玖磨は1924年(大正14)4月7日東京の生まれ。青山学院中等部在学中に音楽家を志し山田耕筰に師事。42年東京音楽学校(現東京芸術大学)作曲科に入学。44年在学のまま召集され陸軍戸山学校音楽隊に入隊。45年終戦とともに復学し、同年卒業。47年『花の街』、49年『ぞうさん』、52年の『夕鶴』を初めオペラ7曲、交響曲6曲、歌曲や合唱曲、映画音楽など多くの名曲を残して2001年5月17日に中国・蘇州で急逝した。
團伊玖磨と八丈島の縁は、1962年山田耕筰に伴われ初来島したときに始まる。八丈芸術村構想をもっていた山田の、「僕はここに建てるから、君はここにしなさい。」という一言で決まったとのことだが、團はメリハリの利いた島の自然がたいそう気に入り、翌63年樫立に仕事場を完成させ創作の拠点とした。1970年8月、「八丈島の人々に芸術の薫り高い音楽を」と、「團伊玖磨 夏の夜のコンサート」を開催、内外の一流音楽家の出演する音楽会は、島の人々の夏の楽しみの一つとなり、八丈高校の体育館は聴衆でいっぱいになった。1992年にはオペラ『夕鶴』の公演が行われ、八丈島の小学生も一流の声楽家に交じって立派に舞台を務めた。73年、團の功績に対し、八丈町は「名誉町民」の称号を贈った。
團は盛んな音楽活動のかたわら頻繁に外国を訪れ、国際交流にも貢献した。特に中国へは30年間で60数回も通い、日中文化の架け橋となった。36年間、1842回にわたって「アサヒグラフ」に連載された随筆『パイプのけむり』などの著作は、人生と文明への深い洞察に裏付けられた文章で、多くの読者を魅了した。1999年、文化功労者に列せられた。
多忙な日々のあいまに八丈島を訪れ、島の自然に癒され、島のすばらしさを伝える文章を数多く遺した。
1975年10月の台風13号とその後のシロアリ被害で取り壊された仕事場に替わって、93年二男紀彦の設計による新しい仕事場が完成した。広い石畳の庭とステージを備えたこの場所で、2002年5月から團伊玖磨を偲ぶ会、地域住民のコンサートが開かれた、現在地元の八丈混声合唱団は團伊玖磨作品を精力的に歌い継いでいる。
「筑後川」合唱組曲
1968年、團伊玖磨44歳のときの作品。丸山豊の詩『筑後川』は、九州の中央部にそびええる阿蘇山に降った雨が、小さなせせらぎから大河となって有明海にそそぐまでを、流域の風物と人々の暮らしを映しながら、清らかにそして時には激しく、自然と人間の “讃歌”として、「みなかみ」「ダムにて」「銀の魚」「川の祭」「河口」全5章に歌い上げた。
なかでも「河口」は全国の中学校の卒業式で歌われる歌としてベスト3 (2015年3月4日 朝日新聞)に入る人気曲で、日本の合唱曲を代表する作品となり、『夕鶴』と並ぶ團の代表作と呼ばれるようになった。
2015年11月1日、八丈町多目的ホール「おじゃれ」で行われた『筑後川 IN 八丈島 2015』では、全国から集まった合唱愛好者230人による大合唱が行われた(タイトルの写真)
ご挨拶
拝啓、薫風の候、時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
本年は團伊玖磨生誕100年の節目にあたります、團先生がこよなく愛し作曲活動をしたゆかりの地八丈島におきまして『筑後川IN八丈島2024』大合唱開催の運びとなりました。「筑後川」ファンの皆様、この名曲誕生は東京から南へ約300kmの小さな島、八丈島の樫立にあるアトリエで完結しました、この筑後川組曲が生まれた八丈島に響くハーモニーを團伊玖磨先生に届けたいとの思いに大きな意義を感じております。皆様が八丈島を訪ねていただきましてご多忙の折とは存じますがご家族ご友人とともに「八丈町おじゃれホール」にて團伊玖磨先生生誕100年を祝い、八丈島の音楽史に残る合唱イベント「筑後川IN八丈島2024」にご参加、ご同席いただきますよう心よりご案内申し上げます。
敬具
主催:八丈島文化協会 「筑後川IN八丈島2024」実行委員会
後援:八丈町・教育委員会・八丈島観光協会
協力:團伊玖磨の心をうたう会、八丈混声合唱団
***** よくあるご質問の下にある応募フォームからもお申し込みいただけます *****
よくあるご質問(随時更新します)
※ 4月15日現在100名様以上のお申し込みありがとうございます!
ご予約の皆様、来島される日時(ANA、客船)宿泊先を再度ご確認の上、筑後川実行委員会までお知らせくださいグループで申し込みは代表者の方取りまとめ宜しくお願いします。
事業計画を教えてください
事業名 團伊玖磨生誕100年記念「筑後川IN八丈島2024」
会 場 八丈町多目的ホール「おじゃれ」入場料500円
日 時 2024年(令和6年)
9月29日(日)本番 開場午後1時 開演1時30分~ 終了後おじゃれホールにて 解団式
9月28日(土)希望者の単独、午後リハ合同練習、隊列、16時~19時 明日の本番に向けギャラリーにて結団式
9月27日(金)10時~舞台作り 声楽家リハーサル
申込締め切り日は約150名ほどに達しましたら締め切らせていただきます
小さな離島のため旅券・ホテルの容量に制限がございますお早めにご予約くださいませ
演奏プログラムを教えてください
第1部 八丈島の歌声
八丈島在住の声楽家による團伊玖磨作品
① ② ③ ④~ 舟唄/紫陽花、オペラ「夕鶴」など
第2部 島内外混声合唱団合同による演奏
①来島された合唱団 「遠き日の/七里浜」その他
②合同混声合唱による「西海賛歌」
③八丈ウインドオケ「祝典行進曲」
④ ほか
第3部 混声合唱組曲「筑後川」全5曲
指 揮 鹿内芳仁(日本合唱指揮者協会 日本オペラ振興会藤原歌劇団)
ご挨拶 團紀彦さん
フィナーレ「花の街」全員合唱(舞台・客席) 終了
解団式 お礼と最後に「河口」でお別れしましょう
本番の服装を教えてください
女性:黒スカート、白ブラウス、黒クツ
男性:黒上下、白Yシャツ、黒チョウタイ、黒クツ
譜面は見てもよいですか
譜面は手持ちでご覧ください
譜面の貸し出し在庫がございません(カワイ出版より販売されております)
プログラム第2部で演奏を希望します
来島される合唱団で第2部で演奏を希望する場合は団体名と曲名をお知らせください
ホール内食堂・お弁当の予約
おじゃれホール内にレストランはございません(近くにスーパーあさぬま、中華英凛食堂)
お弁当は予約をお願いします
来島スケジュールに合わせてで29日本番、28日前日用の必要なお弁当をお申し込みください
控室・更衣室・休息コーナー
庁舎内の各部屋を準備します
八丈島までの交通機関を教えてください
〇羽田空港よりANA八丈島空港まで50分(1日3便ジェット)
1便 羽田発 07:30→ 八丈着 08:25 八丈発 09:05→羽田着 10:00
2便 羽田発 12:15→ 八丈着 13:10 八丈発 13:45→羽田着 14:40
3便 羽田発 15:55→ 八丈着 16:50 八丈発 17:30→羽田着 18:30
※※ 航空運賃早割り情報もご利用ください ※※
〇東海汽船 東京竹芝桟橋より八丈底土港まで10時間(定期船 橘丸)
東京発 22:30→→八丈着 08:55 八丈発 9:40→→東京着 19:50
〇東京愛らんどシャトル ヘリコプター運航は東邦航空へご確認ください
空港・港からおじゃれホールまでの距離を教えてください
八丈島空港ターミナル・客船ターミナルから約3キロm
旅行代理店のホテル宿泊+航空券・船券の販売は複数名ですと割安になることもあります
(予約受付前ですとネット上満室になっている場合もございます、お問い合わせください)
宿泊所からおじゃれホールまでの交通手段を教えてください
宿の送迎車、タクシー、町営バス、レンタカーをご利用ください
宿泊施設につきまして
八丈島観光協会では ホテル・旅館・民宿をご案内します
実行委員会ではご希望のホテル旅館バリアフリー宿もご案内します
大手旅行エージェントでは航空券付きのセット販売もご用意しております
参加受付・荷物の預かりは
前日リハーサル練習の受付はおじゃれホール入口受付カウンター(ホワイエ)
お支払いただくもの:ご注文の方のみ(29日、本番用お弁当代) @1000円
自由参加の交流会(28日、前日交流会)@1000円
合唱参加費 (会場運営費お一人様) @1000円
お受け取りいただくもの:お弁当引換券、参加章、プログラム、チケット、観光案内など
当日直接会場入りする方のスーツケース類 →→ 〇〇〇室
交流会・結団式・解団式につきまして
多くの方が集まりますのでなるべく名札をご用意ください、
お名前・所属団体又は参加地が分かる名刺の入るネックストラップが良いと思います
結団式 9月28日(前日リハ練習終了後)
16時~19時 翌日の本番に向けギャラリーにて結団式 観客・スタッフ・皆様の
親睦を深めていただくための簡単なオリエンテーション
(ホール内は飲食できませんので庁舎ロビーのギャラリーを予定しております)
解団式・9月29日
本番終了後おじゃれホールの舞台、客席で歓談 会場全体で最後の大合唱「河口」で解散します
各自ホテル、飲食店などで親睦を深め八丈島をお楽しみください
名曲が生まれた團伊玖磨アトリエの見学ツアーも計画しております
本番当日に八丈島到着の方、前日入りの方、本番終了後ANA最終便離島の方、
ご予定をお知らせください
その他メールでのお問い合わせは
8jochorus@Gmail.com
参加のお申し込み
- 下記リンクかQRコードからお申し込みください。
- Showcase your projects.
- Experience the world of architecture.